事例紹介 某国立病院 某国立病院 A専門職 ePROのご利用目的 2023年3月現在臨床研究で使用中 今回、ePROを導入しようとしたきっかけを教えていただけますか? 患者さんやそのご家族が、治療後の経過観察に必要な日常の記録をいつでもどこでも入力できご自身で管理いただけるような環境を整えるためです。 ePROを導入しようと思ったきっかけを教えてください。 治療後の経過観察に必要な日常の記録を紙媒体で記入する方法がありますが、これでは手間がかかり、また患者さんも医療者もお互いに継続することが難しいと考えていました。最近の治験ではePROを用いた取り組みが行われており、アプリを用いた電子日誌機能を治療後の長期フォローアップに使用できないかと考えたのがきっかけです。 ePROを導入するにあたり懸念事項や不安があったか教えてください。 病院内に新たなシステムを使用するにあたり、各病院のセキュリティ要件を確認する必要がありました。また、アプリユーザーとなる患者さんやそのご家族が懸念されるであろう、入力情報の取り扱いに関しては細心の注意を払っています。 ePROとして、3Hの「P-Guardian」を選んだ理由を教えてください。 治療後の適切なフォローアップ手法について議論していた際に、3Hの担当者からアプリを紹介いただきました。 ePROを導入したメリットを教えてください。 プロジェクトにあわせて調査項目が設定でき、またアプリ側への通知機能などの用途にあわせて柔軟に設定できる仕様になっていてよかったです。また先行して多くの研究や調査での使用実績があることは好印象でした。 最後に、今後 3H P-Guardianに期待することがあればお聞かせください。 3H P-Guardianはいろんな専門家の意見を取り入れ、ユーザー志向のシステム開発を目指されている姿勢に感銘を受けました。医療者や研究者だけではなく、患者さんやその家族からも高い評価を受けていますので、このような患者さんやそのご家族の声もいかしてより良いアプリケーションに育ててほしいと思います。また、長期の経過観察が必要な小児の患者さんに関しては、成長して大きくなったときにご自身の記録を親から引き継ぐことも想定しなければなりません。そのため長い目でみてサービスを継続してほしいです。